2009年11月25日
麻績村長選挙 立候補予定者公開討論会

11月19日の信濃毎日新聞の中信地域の頁に掲載されていた記事。
「立候補予定2人招き討論会 29日 来月の麻績村長選で」
引用しますと、〔任期満了に伴う12月15日告示、20日投開票の麻績
村長選について、住民有志でつくる 「麻績の未来を聞く会」(高野秀雄
代表)は29日、立候補を予定する現職と新人の2人を招いた公開討論
会を麻績小学校で開く。 (中略) 討論会は、まず2人がそれぞれ15分
以内で政策などを発表。 村外の専門家がコーディネーター役を務め、
2人に同じ内容を質問し、1人3分以内で回答してもらう。」とあります。

えぇ、そうです。お気づきの方もいらっしゃると思いますが、先月投開票
が行なわれました「安曇野市長選挙」、「長野市長選挙」の際にも開催
されたのと同じ〔リンカーンフォーラム〕という形式で運営されるのです。
村外のコーディネーター・・の件を読んだ時には、「ひょっとしてあの人
が務めるのでは?」^^; と思っていたら案の定、昨日の夕方に松本政
経塾からメールニュースが届きまして、北原塾長が今回のこの討論会
のコーディネーターを務めることになりました、とのこと。
やはり! そうだと思いましたよ。
失礼な物言いかも知れませんが、それにしても、村長選挙でこのような
討論会を開く、というのは、県内でも珍しいのではないでしょうか。 裏を
返せばそれだけ、村のことを大切に思う方が多くいらっしゃり、今の村政
や未来に対して要望や不安を抱いておられる・・のかも知れません。
討論会に参加される村民の皆さんにとっても初めて体験する運営方式
だと思います。「え?もう終わり?」とか「拍手くらいさせてよ」という感じ
で粛々と進行していきますので、立候補予定者のお2人と同じくらいに
真剣な時間になることと思います。
正直申せば、私が今回のコーディネーター役を務めたいくらい。
というのも以前、麻績村の観光振興について意見を述べさせていただ
いたことがありまして、ブランドイメージの向上やニューツーリズムの
取り組み、既存の営業施設の集客力向上、情報発信機能の強化、な
どを提案しました。その後、ある関係者の方から内々に(もう時間経った
から書いてもいいや)ご連絡をいただき、村営の宿泊施設について、再生
することが可能か、実行に際してどのような方法を用いるか、そして、
その任にあたっていただくことはできるか、と仰っていただいたことが
あったのですが、諸々の事情により、その話はまとまりませんでした。
しかしその後も、どのような観光振興策を打ち出していくのか興味が
ありまして、気にはしていました。特に新聞を用いたメディア対策は
しっかりとなさっているようで、信濃毎日新聞やタウン情報でも、レス
トランの新メニューやら何やらと載ってはいますね。
観光の分野のことしか私は書けませんが、とにかく早く、「麻績村」
なのか「聖高原」なのか、その上位下位を定めてブランドイメージの
構築に取り掛かることが第一です。さらに既存の営業施設の独自性
を高めて集客数を増やし、収益を改善することが必要です。「福利厚
生という役割もあるので・・」、それは判ります。しかし、もしそれに甘
えているような経営状況だったら、いつまでたっても借金状態のマイ
ナススパイラルから抜け出せないでしょう。素材は揃っていると思い
ます。ただそれを巧くリンクさせていない、そして伝える術が弱い、と
思います。もったいないのです、本当に。とても素敵な場所なのに。
中山間地における観光の振興を図ることは、経済だけでなく、地域
そのものを元気にすることができる力を生み出すことに繫がります。
村外から訪れる旅行者(交流人口)を増やし、村の魅力と人の温か
さを伝え、リピーターとなっていただき、将来的には定住を考えてい
ただけるような流れができれば良いと思います。
立候補予定者の高野忠房さんのブログは以前から拝見していました。
四季の美しさと人の温もりが伝わってきます。家族のように大切にな
さっていた猫の旅立ちの時には、私も涙が出てきました。
田舎暮しの楽しさと四季折々の自然を紹介『田舎暮し万歳!』
筑北村との合併問題などなど、色々な争点での討論会、そして選挙に
なると思いますが、最後に優るのはきっと村と人と自然を愛する心では
ないかと思います。
■実施日 11月29日(日曜日)
■開催場所 麻績小学校体育館
■時間 14:00 - 16:00
【麻績村長選挙 立候補予定者公開討論会②】 ←12月1日更新
あ!
塾長、頑張ってください!東京から応援していますよ~♪
Posted by ふ~るん at 21:36│Comments(0)
│選挙
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