2009年09月25日
富士宮やきそばから学ぶ〔地域ブランド講座〕
㈱宣伝会議「宣伝会議」2008.2.1号 より
今日の夜は大町市に向かいます。大町市役所で19時から開催されます「地域
ブランド連続講座」の5回目の講座に参加させていただこうと思います。今回の
テーマ(カテゴリー)は〔他地域の事例から学ぶ〕ということで、いま盛んに言わ
れている「ご当地グルメ」の発祥といってもよい 『富士宮やきそば』の仕掛け人
「渡邉英彦」さんを講師に迎えての講座です。
この号では「大鹿ジビエ」も紹介されています
渡邉さんは、今年3月に松本市内で開催されました「第1回信州・地域活性シン
ポジウム」で基調講演をなさっており、私も聴講しました。シンポジウム終了後
は名刺交換をさせていただき、短い時間でしたが、この地域活性に関わる一連
の動きにおける運営組織の指示系統のことについて教えていただきました。
それは、「オン・デ麺ド」。 (←決して打ち間違いではありません・笑)
地域に眠る宝を地域の人が掘り起こし、磨き、そして見せる(魅せる)。やきそば
という一見なんの変哲もない、その地に元々あった食の魅力と独自性を再認識
し、これほどまでに注目され、そして経済効果を高めた手法からは、多くのヒン
トを得ることができると思います。そのヒントを、既にあるコンテンツといかに結び
つけるか、新しいコンテンツの構築にいかに繋げるかが大変ですけれどね。
「魅せる」というのは、「観て」いただくために絶対欠かすことのできない活動です。
飾りつけ過ぎる必要はありませんが、「よいもの」「誇れるもの」を、そしてそれに
関わる人たちの「想い」というものを、しっかりと伝えることが必要だと思います。
「三者麺談」「天下分け麺の戦い」といった言葉遊び(コピーやネーミング)という
遊び心が詰まったPR方法も、『富士宮やきそば学会』が作り上げた、「伝える」
ための強力かつ効果的な手段です。
この講座にご興味のある方は、主催している大町市役所の商工労政課ブランド
振興のご担当者までお問い合わせください〔TEL:0261-22-0420(内541)〕。
【大町市役所のホームページ】
Posted by ふ~るん at 13:10│Comments(0)
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