2010年02月15日
白馬は"Hakuba"になっていた①

先日2月11日は、〔長野インバウンドサミット〕のスモールミーティングが
ありまして、白馬八方尾根スキー場に行ってきました。10年ほど前まで
は、シーズンインになると真っ先に出掛け、帰る頃にはふらふらと歩くの
がやっとなほどになるまで滑り、ウインターシーズンが始まったことを実
感していたものでしたが、ここ数年は全く訪れていませんでした。
しかし近年の、外国人スキーヤー&スノーボーダーで賑わっている状況
が報道など伝えられたり、実績としてあがってきた数字をみると、興味は
もちろんですが、一種の焦りのような感情をずっと抱いていたので、現状
の一端を垣間見るのにはちょうどいい機会になりました。
今回は、和田野にある『森のロッジ』のMatt Dunnさんがホストとなって、
ご自身の宿のことや和田野地区の現状、今シーズンの動向、外国人旅行
者の興味関心など、色々と教えてくださり、非常に参考になりました。






宿自体はシンプルで必要充分という印象でした。当日は天候もあまりよく
なく、宿泊の外国人の方もダイニングのテーブルでインターネットをしてい
ました。その様子があまりにも普通過ぎて、私なんてそれだけで驚いてい
る始末・・。1泊朝食付きという宿泊形態で、夕食はシャトルバス等を利用
して村内の飲食店に出掛けるそうです。週に一度は「鍋パーティー!」。
宿泊者同士の交流を図るそうです。ダイニングは、リラックススペースとし
て使いたいとのことで、大きなソファと大画面テレビが置かれていますが、
テレビ放送は部屋で観てね、とのこと。うん、そのほうがいいと思います。
館内は無線LANが設置されています。宿泊客は、それぞれ持ってきたノ
ートPCでインターネットをしていました。「昨日の白馬のパウダーは最高
だったよっ!」なんて生の声が、ここから世界に向けてたくさんのの外国
スキーヤー&スノーボーダーが発信しているかと思うと、その効果の大き
さはどれほどのものなのでしょう・・。国際化が進む筈です。
今回のスモールミーティングの参加者は、参加者のお子さんの小学生を
含めて14名。主宰の戸倉上山田温泉「亀清旅館」のタイラーさん、松本
のエムティラボの松尾さん、麻績村在住で筑北中学校のALT(英語指導
助手)を務め、外国人向けのフリーペーパー「YOMOYAMA(よもやま)
の発刊に携わっていらっしゃるホイットニーさん、信大・地域ブランドオフ
ィスの方、外国人旅行客を受け入れている宿の方、外国語ガイドの方々、
着地型商品を作っていらっしゃる方、スキー場の方、そして忍者(!)の方
など、多彩な構成で行なわれました。
「森のロッジ」で着替え、白馬東急ホテルのすぐ近くにあるレンタルショッ
プへ。初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合った、それも真新
しいアイテムが揃っていました。すごいな・・。お店のスタッフのご婦人も、
「私の片言の英語でも何とかなってますよ」と笑いながら仰っていました
が、ここでは完全に受け入れる体制 (ハード、ソフト、ホスピタリティ etc.) が
整えられ、そして根付き始めてているんだな、と感じることがたくさんあり
ました。車山から来たことをお話ししますと、「そういえば、長野放送(フジ
テレビ系列)で紹介されたみたいですね」と。さすが全国放送\(◎o◎)/!




この日は生憎の天候・・。山麓では雨まじりで、ゲレンデコンディションも
Mattさんが仰っていたように「worst」。 アイスバーンだったりザラメ雪
だったり、視界がきかなかったり・・と、キツいコンディションでした・・。
お昼は〔うさぎ平109〕のマクドナルドにて。会計の際に「店内でお召しあ
がりですか?」と聞かれない以外、ほんとうに普通のマクドナルドだ・・と、
タイラーさんも何度も言ってましたが、もうここでは外国人の方がいても
当たり前、むしろそれを気にしている人いるの?という感じさえしました。
ちなみに店内のBGMはFM長野、テイクアウト用の袋などもありました。
パノラマコースのような滑りやすいはずのコースでさえも、この日は視界
不良と柔らかすぎる雪で、あまりにも残念なコンディション・・。参加者の
方のお子さんにボーゲンでのターンを教えながら咲花ゲレンデまで下り、
そこで5.6本滑って、この日のスキーは終了。楽しそうに滑っている姿と
笑顔っていいですね(^^)。たくさん元気をもらいました☆ しかし、コンデ
ィションと運動不足のせいで、とっても疲れました(+_+)。私にしては珍し
く(?)、写真も1枚も撮りませんでした・・。
②につづきます・・
Posted by ふ~るん at 11:05│Comments(0)
│観光・旅行
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