▲▽車山高原～音楽の奏原ブログ～▽▲

↑はJR茅野駅に隣接している茅野市と茅野市観光連盟で運営している
事務所を兼ねた観光案内所です。私もよく立ち寄らせていただいており
ます。話をしている最中も、駅にお着きになった観光客の方々が尋ねて
来られたり、問い合わせの電話が次から次へと鳴ったりと、忙しく、でも
丁寧な応対をしていらっしゃいます。


私ももちろん、車山高原観光協会（冬季はスキー場）の代表電話を取り
ますが、こちらの観光連盟に寄せられる質問・案内の内容は、車山より
も広範ですから、当たり前ですよと仰られても頭が下がります。私たち
は、そこまで出来ているかな・・。


いよいよ開催迫る「御柱祭」。この茅野駅はもちろんですが、上諏訪駅、
下諏訪駅で乗降する人数も、それは相当なものになります。両駅には
玄関を出てすぐのところに小さな観光案内所があります。本当に小さな
案内所なのですが、そこにいらっしゃる方はとても温かな雰囲気のおじ
さんとおばさん。 旅先に降り立ち、ちょっとした高揚感と不安感を優しく
包んでくれそうな、そんな笑顔で迎えてくれます。しばらくお忙しい時間
が続くと思いますが、旅の想い出づくりのお手伝いを、きっとしっかりと
してくださると思います。また、パンフレットもお届けにあがろうっと。




観光案内ではありませんが、1月中旬に参加した大町市と信州大学の
共同研究「地域ブランド連続講座」。会場は大町市役所でしたが、庁舎
内がよく分からず、守衛の方と、たぶん水道課か建設課の方だと思うの
ですが尋ねたところ、お仕事の手を止め、講座の開かれる部屋までちゃ
んと案内してくださいました。それもとても自然に、そして丁寧に。


それだけですべて判断してはいけないと思いますが、そのようなことが
自然に出来るということの背景は知っておかないといけないと思います。




かたや「これはどうなの・・」と呆れてしまったのが、東筑摩郡にある観光
案内所。4.5人もいるのに、その内の何人かとは目も合っているというの
に、笑顔どころか会釈もない。当然「何をお探しですか？」の問いもない。
スコップやら何やらは入口に乱雑に置きっぱなし。古びたようなポスター
も貼りっぱなし。これで一体何を案内してるんだか・・という感じでしたね。
人の振り見て我が振り直せ。つくづくそう感じました。自分たちが背負っ
ているもの・・というと大げさかも知れませんが、ひとりひとりがその地の
「顔」なのだ、という意識を持たないと、訪れてくださる方にも失礼です。
日々気を引き締めよう、私も。