2009年09月17日

東 理夫さん

東 理夫さん
東 理夫さん
〔平成20年11月20日 観光ホスピタリティカレッジ第2講 にて〕





何気なく「東京カレンダー」をめくっていたら、昨年度の観光ホスピタリティ
カレッジの第2講で講義をしてくださった「東 理夫」さんのお名前を見つけ
ました。アサヒプレミアム生ビール『熟撰』の広告・・といえば広告ですが、
ハードセル的なものではなく、食材のうまみを活かした和食と、このプレミ
アムビールを愉しむ、という内容です。
東 理夫さん


作家・翻訳家としてご活躍の東さんは、「食」「酒」「音楽」など幅広いジャ
ンルにおいて造詣が深く、この記事においても、季節の食材に恵まれて
いる日本の誇るべき魅力・美しさを綴っていらっしゃいます。




一文を紹介します(「東京カレンダー」2007年5月号より抜粋)
(前文略)本来、動物にとって苦味とは忌むべき味であって、苦味やえぐみ
のある物を本能的に避けるもの。ところが人間というのは面白い生き物で、
非常に上手に苦味のある春野菜を逸品に仕立て上げ、「春の未熟な味」
として楽しむ感覚を持っている。特に、日本人は微細な味を捉える感覚に
優れた人種で、初物や旬を大事にする傾向も日本特有のものといえます。
(後文略)




観光ホスピタリティカレッジでの講義がまとめられた資料を読み返してみ
ますと、「ミシュランが話題になるのは、絶対的評価に自信がなく、相対
評価、誰かが言っているからおいしいのだろう。(中略)自国の味を外国
の人に見極めてもらうなんて国は、世界にはない」、また、「地域活性化
とB級グルメは、自分たちの地元の背伸びしない、力まない、誰もが嫌い
じゃないもので、地場を活性化させていこうと・・」など、大いに関連性の
あることを話していただいていました。機会があればまたブログでご紹介
したいと思います。






東さんが連載を寄せていらっしゃる情報誌「湘南スタイル」。「東京カレン
ダーと同じく、デザインセンスの良さが気に入っているので、目を通すよ
うにしています。2009年2月発売号では、観光ホスピタリティカレッジで
の講義のために松本に訪れた際のことを綴っていらっしゃいます。
東 理夫さん




バーや酒についても造詣の深い東さんは、このコラムの中で、松本には
いいバーがある、と仰っています。話は変わって、9月6日に開催された
松本政経塾・9月勉強会〕では、「まつもとにおけるビジネスの思い」をテ
ーマに、講師のひとりに (社)日本バーテンダー協会関東地区本部長野
支部 支部長の林幸一氏をお迎えしましたが、氏の経営する松本市内の
〔MAIN BAR COAT〕もまた、魅力的なバーとして人気とのことです。


鎌倉在住の東さんはコラムの中で「同じバーのいい宇都宮へは新宿ライ
ンで一直線だけれど、これからは松本通いをしてもいいと思う。」と綴って
いらっしゃいます。「松本」という街に寄せる想いは人それぞれですから、
色々な集まりなどでたまに聞く「これが松本!」というコンセプトを強く推す
のはどうかと思うことはありますが、東さんほどの方が認める松本のバー
の世界。そのような洗練されたコンテンツがこれからの松本に幾つも用意
されてきたら、多くの人々が想いを寄せる、素敵な街になりそうです。




■東 理夫さん 【お薦めする記事1】 【お薦めする記事2


■MAIN BAR COAT 【オフィシャルサイト】 
 【abn 松本Bar紀行Ⅱ】 【BAR-NAVI by SUNTORY







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Posted by ふ~るん at 14:10│Comments(0)松本大学
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