2009年08月30日
高遠ブックフェスティバル その3


〔本の家会場〕です。ここから「本の町 高遠」が産声をあげたんですね。
さてさて今日もまた、昨日行ってまいりました「第一回 高遠ブックフェス
ティバル」の模様をお送りしましょう。イベントは今日も開催されています
ので、ご興味のある方はお出掛けくださいね☆
「本の家」に入りました。とても賑わっています。お洒落なお店ですね。



お店の一角、あまり目立たないところに一冊のファイルがありました。
これぞ原点。これぞ情熱。・・そんなファイルです。これを読むと、この
「本の町 高遠」に込められた想いがどのようなものか判る気がします。





このフェスティバルが終わったあとに始まる、地域の皆さんによる
「本の町づくり」。その拠点になるのはやはり、夢と情熱が詰まった
このお店になるのでしょうね。またゆっくりと訪れてみたい場所です。
よくいう「地域活性」の一番の主役はその地に住まう人です。用意
されたことをやるよりも、自分たちの力で〔成功体験〕を積み重ねて
いったほうが後に続くというものだと思います。今回、高遠における
その第一歩は〔本〕による町づくりです。おそらく、色々な反省点が
出てきて、そしてまた要望や計画が生まれてくると思います。来年
はどうなっているのか・・。このフェスティバルや町づくりには注目を
していきたいと思います。これが成功して、そのノウハウを他の取り
組みにも活かせるようになったとき・・。本当に魅力的で活気に満ち
た地域になることでしょうね。いや~素晴らしい!
訪れる人それぞれによって、その場所に対する興味関心と愛着の
心、観点、対象は異なると思います。そのすべてに合わせるという
ことは無理でしょうが、ある人にとっては〔本〕、またある人にとって
は別のなにかで良いと思うのですが、複数のコンテンツが用意され、
それが基幹となって充実した時間と空間を提供する、ということは、
特に中山間地で、観光によって活性化を図ろうとする地域に必要な
ことだと考えます。そういう意味でも、この高遠ブックフェスティバル
と、この後に続く動きが良い方向に向かい、手本になるといいな、と
思うのです。
最後に、直木賞作家・角田光代さんと、〔本の町づくり〕において大
切な役割を果たしていらっしゃる、フリーライター兼オンライン古本
屋経営者・北尾トロさんの対談(トークショー)を聴きにいきました。
とてもたくさんの方が会場にいらっしゃってびっくり!

こども新聞の記者たちもがんばっていましたよ(^^)

それにしても角田さんのお話は、発せられる言葉(文章)が流麗で、
言の葉を紡ぐ、というのはこういうことをいうんだなぁ、と溜息が出ま
した。自分で考えていることを的確に表現することの難しさは、いつ
も感じていることですが、あぁもう、素晴らしいとしか言えません・・。
聴いてよかった・・(ーー;)がんばろ

先日コーディネーターを務めさせていただいた〔松本政経塾〕の勉強
会の時にもお話しましたけれど、〔イベント〕、〔フェスティバル〕をする
ということについて、〔新しい流れ〕が加速していると感じます。私たち
観光地が開催するものも、今のままではいけません。学ぶことが多い
ですね、本当に。
とても充実した時間でした。

この階段は疲れました・・
松本ミュージックフェスティバル2010 写真その4
松本ミュージックフェスティバル2010 写真その3
松本ミュージックフェスティバル2010 写真その2
松本ミュージックフェスティバル2010 写真その1
安曇野フェスタ☆☆
安曇野フェスタ☆
松本ミュージックフェスティバル2010 写真その3
松本ミュージックフェスティバル2010 写真その2
松本ミュージックフェスティバル2010 写真その1
安曇野フェスタ☆☆
安曇野フェスタ☆
Posted by ふ~るん at 08:00│Comments(0)
│イベント【視察など】
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。