2009年03月14日

高野 登さんの記念講演・その1

高野 登さんの記念講演・その1

『松本市観光ホスピタリティカレッジ 記念講演 公開講座』
「絆が生まれる瞬間 ホスピタリティの舞台づくり」
講師:高野 登 氏 〔ザ・リッツ・カールトン・ジャパン・カンパニー日本支社 支社長〕





去る12日木曜日、『松本市観光ホスピタリティカレッジ』の修了式が行われ、その
後、記念講演・公開講座が開かれました。カレッジの受講生が約100名、一般の
参加者が約200名ということで、やはり高野さんのお話を聴きたい!と、思う方の
多さと熱心さに改めて驚きました。

高野 登さんの記念講演・その1


その感想などにつきまして、二度に分けて書こうと思います。




高野さんのお話から、今の経済状況の深刻さを改めて実感しました。「〔不況〕の
対義語は〔好況〕であるが、今回の経済危機を〔不況〕と表現し、心のどこかで〔好
況〕が来ることを期待することはムダである。今回の経済危機は〔価値観〕の変化
をつきつけるものである」と。・・恐ろしい気さえしてきます、本当に。





このような状況においても、月間の売上記録を更新しているザ・リッツ・カールトン。
そのザ・リッツカールトンでさえ、企業の「存在理由(レーゾンデートル)」という原点
に立ち返る経営に重きを置く、といいます。「ビジネスサーフィン」という言葉も何度
か語られていましたが、ホテル業界でもこれまでは、3年計画で先が見えていたが
今はもう見えないほど足元が急激に変化している、と。そしてこれからはますます、
消費者から厳しく〔選別される〕ようになる、とも。





しかし、こういう状況だからこそ、本当の「生き抜く力」を身につけなければならない、
このように舵取りをしなくてはならない、と決意させてくださるような事例・メッセージ
もお聞かせくださいました。

高野 登さんの記念講演・その1





企業・団体などでは「ネッツトヨタ南国(高知県)」「川越胃腸病院(埼玉県)」「伊那
食品工業(長野県)」を例に挙げられ、経営に必要なこととは何か?について、各々
の特色と経営者の姿勢・人柄(人徳)、共通する点などをご説明いただきました。



【講談社 セオリー2008vol.4「サービスの王国へようこそ!」】より
ネッツトヨタ南国の特集記事です
高野 登さんの記念講演・その1





これらの企業・団体が、いかに「人」を大切にしているか。経営者・リーダーの果た
すべぎ役割、そして理想像とは・・など、講演は続いていきます。







【その2に続く】





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Posted by ふ~るん at 17:45│Comments(0)松本大学
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