少々間が開いてしまいましたが、先週木曜日に安曇野市内で開催された
安曇野市商工会青年部主催による「安曇野市長選挙 立候補予定者公開
討論会」のことを書こうと思います。
安曇野市に住んでいながら、今回の市長選への関心は低かったのですが
(・・反省)、この公開討論会のコーディネーターを、私も参加している「松本
政経塾」の北原塾長が務める、ということで聴きに行くことを決めたものの、
これは本当に参加してよかったと思いました。
そもそもこのような討論会の参加経験がなかったのですが、「公開討論会
支援NGO リンカーン・フォーラム」のマニュアルに基づいての運営が非常
に公平性にあふれており、立候補予定者の人柄といったものもさることな
がら、〔景気対策〕〔福祉〕〔都市計画・環境・観光〕〔市庁舎建設〕など、有
権者が聴きたいと思っていることについて、明快に答える、思いを述べる
ということが出来ていました。
まったく個人的な印象になってしまいますが、ビジネスセンス・経営感覚に
秀でていらっしゃるとお見受けする「古幡開太郎」さん、市議としての活動
を通じて市政に精通しているとお見受けする「藤森康友」さん、長い県議と
しての経験を活かした調整力が期待できそうな「宮沢宗弘」さん、3氏とも
安曇野市が抱える諸問題とヴィジョンに対する考えをお持ちですが、そこ
はやはり、アプローチや施策、重点の置き場所など、色々と違いが出てい
ました。
信濃毎日新聞より
会場入口では手指を消毒、そして来場者全員にマスクが配られました
公平かつ厳正に行われた今回の公開討論会。この運営方式は、従来の
枠組みやしがらみから脱却し、誰のための政治なのか、社会なのか、有
権者が「よく」考える機会になると思います。
【
公開討論会 支援NGO リンカーン・フォーラム】