「モチベーター」

ふ~るん

2010年01月18日 12:34




先週金曜日は大町市役所で開催された〔信州大学 産学官連携推進本部
地域ブランドオフィス〕による「第4回 地域活性化システム論特別講演会」
に参加してきました。 大町市と信州大学共同研究である「地域ブランド連
続講座」にも位置づけられています。


参加者は30名ちょっと、というところでしょうか。激しく降る雪の中、皆さん
お疲れさまです。中嶋教授や地域ブランドオフィスの方、信州大学の学生
さんから 「いつもありがとうございます」、「今年もよろしくお願いします」と
声を掛けていただき、嬉しい反面、各地に出没(参加)していることが少々
気恥ずかしくもあります・・。観光ホスピタリティカレッジの講義で高野 登
さんが「インプットするだけでなくアウトプットを」と仰っていましたが、本当
にそうですね、見聞きしたこと、学んだことをしっかりと理解し、実践したい
気持ちが日に日に強まってきます。今は蓄える時期と考え、コツコツと・・。





今回のテーマは「地域活性人材の育成と課題」、講師は上西 康文氏(現:
税務大学校校長 / 前:内閣官房地域活性化統合事務局長代理)で、以
前は信州大学の教授として経済学部に在席されていらっしゃり、この地域
に精通しておられる方です。案内にあった「地域活性化において常に課題
となるのがその担い手です。 皆様の各地域での課題を共有し、人材の育
成について議論を深めたいと思います。」はやはり時間の都合などもあり、
聴くことが主体となってしまいましたが、そうは言っても役立つ情報や事例
を知ることができるのは有難いことです。





今回の講座のキーワードは「モチベーター」。〔動機付ける人〕という意味で
す。このブログでも以前に書きましたが、〔エリアマーケター〕や、観光ホス
ピタリティカレッジの講義などで「地域を活性化するのは、○○者・○○者・
○○者だ」(←誤解があるといけないので別の機会に)と語られる方々と同じ役割
を果たす人を指すと思います。 今回も国の「地方の元気再生事業」の実例
を挙げて、お二人の「モチベーター」の方が紹介されましたが、やはりその
〔着想〕〔発想〕がまず素晴らしいです。目の前にあることを当たり前と捉え
ず、「何故」の姿勢を常に持つことは、大切なことのひとつです・・。
 




後半は平成20年度における「地方の元気再生事業」の成功例と失敗例を
解説していただきました。





各地域や団体・企業などによって背景・環境は異なっていますから、課題
を共有することや、こういう人材が必要、という議論は難しいかも知れませ
んが、単独で解決できないことも多々あります。そういう意見交換や人的
交流が出来る機会があるといいですね。




ちなみに「霧ヶ峰"彩り草原空間"構築プロジェクト」も、「地方の~」に採択
されております(※私は関わっていません)





当日、この事業に大いに関わっていらっしゃった方とお話しすることが出来、
先日に一度仕上げた、ある事業のスキーム案を、初めてお会いしたにも関
わらずお渡ししてしまいました。今から思えば随分と失礼だったな、と反省
していますが、本当に有難いことに今日、スキーム案を読んでくださった感
想とアドバイスを頂戴しました。感謝の気持ちでいっぱいです。





今週中にもう一度ブラッシュアップしなくては。。














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