観光庁長官 本保芳明 氏
「観光立県長野 再興シンポジウム」基調講演にて
（2008年10月29日 会場：松本大学）
MSNや信濃毎日新聞のウェブサイトでもニュースとして載って
いましたが、前原国土交通大臣は今日25日、本保芳明観光庁
長官を退任させ、その後任にサッカＪリーグの大分トリニータを
運営する大分フットボールクラブ前社長、溝畑宏氏を起用する
と発表したそうです。来月4日付の人事とのこと。
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「事実上の更迭」などの文字も見えますが、実際のところはどう
なのでしょうか・・。確かに、昨秋の観光庁発足当初の具体的な
目標として、訪日外国人観光客を年間2千万人に増やす、など
が掲げられていたわけですが、今年の実績は世界的な不況や
新型インフルエンザの流行などの影響も大きく、700万人程度
にとどまりそうな見込みであり、目標達成は困難の模様。 それ
はそうでしょう、無理もありませんよ、という気もしますが。
後任の溝畑宏氏のことについては、ほとんど存じ上げていない
方なので書きようもありませんが、観光立国の実現に向けて本
気で取り組もうとしている大臣がお決めになった人事ですから、
この厳しい情勢の中で、大局に立って、しっかりと舵取りが出来
る方なのでしょう。どのような経緯で氏が就任するのか、それも
大いに興味があるところです。観光業は奥が深いですよ・・。