昨夜は、〔信州大学・地域ブランドオフィス〕からご案内をいただいた
「第2回観光シナジー研究会」に参加してきました。行政、観光業者、
大学の関係者など、合わせて30名程の方々が集まりました。
この日の講師は、〔国土交通省 観光庁 観光地域振興課 地域競争
力強化支援室 室長 坪田知広 氏〕で、テーマは「信州における観光
活性化と課題」となっており、約2時間に亘って、データに基づく分析、
旅行形態の変化、そして「ニューツーリズム」や「観光圏」といった最
新の情報と動向を聴かせていただきました。
また、ダム建設の中止問題や日本航空の経営危機問題など、政権
交代後も様々な問題が山積みの国土交通省の中でも、観光の活性
化に寄せる期待は大きく、前原大臣も力が入っている、というお話も
聴くことができました。
昨日の研究会で最も有難い内容は、「観光圏整備による観光旅客の
滞在の長期化」というもので、図式化された〔観光圏整備のイメージ〕
は、私たちのような観光事業者はもちろんですが、中山間地における
観光を基幹とした地域活性化においても大いに役立つものだと思い
ます。「持続可能な観光地づくり」。やりがいがありそうですね。