先週の土曜日、高遠町で開催されていた「高遠ブックフェスティバル」を視察しに
行ってきたのですが
(えぇ、仕事ですよ、もちろん)、会場の一つ「ギャラリーみなとや」
さんのお店の前に、ここのところよく見かけているチラシが置いてありました。
今年で2回目の開催となるイベント&プログラム『自分力回復ウォーク』のチラシ
です。あざやかなピンク色に咲き誇っているのは紅そば(高嶺ルビー)の花です。
このイベントはウォーキングを主体とした自然体験プログラムと、蓼科中央高原
で昨年から本格的な栽培が始まった「紅そば」に関わるプログラムによって構成
されており、車山高原もウォーキングプログラムにおいて参画しています。
9月27日には蓼科中央高原の横谷峡入口近くにある「紅そばの丘」にて野外コン
サート、アルプホルン演奏、和太鼓演奏、エコ紙芝居、きのこ汁振る舞い(!)など、
見事に咲いた花々を眺めながら、楽しい時間を過ごすことができそうです。
「紅そばの丘」 (画像は 茅野市観光連盟 様からお借りしました)
当日は「紅そばサミットin信州蓼科高原2009」も開かれ、「紅そば」で地域活性
化に取り組んでいる全国各地の自治体やそば生産者組合の皆さんらが集まり、
事業の発表やトークセッションなどを行うとのこと。「紅そば」を開発なさった信州
大学名誉教授の氏原暉男先生のお話も、これまでの先生の活動と功績も含めて
ぜひ聴いてみたいところです。
そばの花の開花期に当る9月19日から10月4日にかけては「蓼科高原紅そば
花まつり」が開催されます。 紅そばに関するプログラムは8月9日の「オープニ
ングセレモニー&種まき」からすでにスタートしており、11月8日に「収穫祭・刈
り取り体験」、22日には「そば打ち体験・紅そば試食会」が開かれるそうです。
新聞などですでにご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、私が今年度の
プログラムで最も感心したプログラムが、その名も
「鹿の番キャンプリレー」!
チラシのテキストをそのまま写しますが、「鹿被害の多い蓼科高原において、種
蒔より収穫までの期間、毎日複数の家族または団体等で1泊2日夜通し鹿から
紅そばを守る番を行い作物の収穫までの大切さを体験すると同時に、家族や団
体の絆や他の家族、団体とのコミュニケーションを図ります」とのこと。
これはいいっ!(^^) 素晴らしいっ!(~o~)
ニッコウキスゲの芽を鹿に食い尽くされそうになった昨夏のことをよ~く覚えて
いる私にとっては、本当に胸がすく思い、というかぜひとも見習いたいプログラ
ムです。。
【紹介記事 信濃毎日新聞】
この「鹿の番キャンプリレー」は11月15日まで実施されるそうです。ご興味の
ある方は一度お問い合わせしてみてください☆
【八ヶ岳どんぐり自然工房/NPO法人 夢と心を育てる会】
TEL.0266-73-1414 (NPO法人 国際護身武道協会) ご担当:長瀬さん
(イベント全体の問い合わせも上記の番号になっています)
「自分力」の定義、というのは様々な解釈があると思いますので、私も確たる
ことを述べるには至りませんが、五感で愉しむ空間と時間がそこにある、そう
いう機会になることは間違いないと思います。
『自分力回復ウォーク2009』パンフレット
【おまけ(?)】
←昨年の「自分力回復ウォーク」のポスター。写真は私が撮ったものです。。