今年のNHKの大河ドラマはご存知「天地人」。見ることができる
時は見ていますが、見逃してもあまり悔しくないというか・・(^^ゞ
直江兼続という武将のことは、今回の大河ドラマで描かれる以前
から、好きな歴史上の人物でしたので、上の2冊の文庫本が手元
にありました。向かって左の書籍は、どちらかというと淡々と進む
構成で、兼続の心境に立った書き方ではありませんが、客観的に
歴史を・・上杉家を取り巻く流れを知るには適しているかも知れま
せん。右の書籍は何とも読み応え充分。この書籍を原作にしても
良かったのかも知れません。ま、脚本が問題ですけどね、はい。
私は今回の大河ドラマの原作本を読んでいないのですが、右の
書籍はおすすめです。。
とかくいろいろと批評されてしまうのが大河ドラマ。今回の「天地
人」も、やれボーイズドラマだのなんだの言われているようです。
最近はいくらか〔重厚感〕のようなものがでてきたような気もしま
すが、戦国時代のドラマが好きな私としては、物足りなさが残り
ます。いよいよ迫る徳川家康との闘いの描き方に期待です。
これはよかった!といえば、最近では何といっても「風林火山」。
こちらの原作本にはほとんどまったく描かれていないのが上杉
謙信と越後の国。ですが、それはないでしょ、という脚本部分も
少なく、信玄と謙信、2つの巨星のそれぞれの合戦観・・なども
相まって、更には迫力の合戦シーンも幾度もあり、見応え充分
のドラマでした。
そしてこちらをご覧ください・・
そうなんです、このドラマの主役、山本勘助役の「内野聖陽」
さんからサインをいただいたのです☆車山からクルマで15分
ほどのところにある長門牧場にてロケが行われており、その
合い間に車山にいらっしゃったときに頂戴いたしました。こち
らが気後れするほどの雰囲気(オーラ?)をお持ちでしたが、
「ここに書いてしまっていいんですか?」と気遣ってくださり、
半ば無理にお渡ししたビーナスラインガイドも車内でしばらく
読んでくださっていました・・感涙。
壮絶な最期を迎えた勘助、そして「男」をみた「風林火山」。
これからの「天地人」でも、猛々しさを増した上杉軍の〔重厚
感〕を、そして更に骨太な展開になることを期待しています☆