"信州に泊まろう!県民宿泊キャンペーン"

ふ~るん

2009年02月25日 16:02



【信州に泊まろう!県民宿泊キャンペーンのパンフレット】



昨日、平安堂あづみ野店さんの入口にあるウィルポケットにて発見。
ウィルポケットというのは、設置有料のパンフレットスタンドのことです☆


長野県と(社)信州・長野県観光協会が主催する、長野県民向けの宿泊
利用促進キャンペーン「"信州に泊まろう!県民宿泊キャンペーン"」の
パンフレットです。


もちろんこのキャンペーンの案内文書や関連資料には目を通していたの
ですが、どのくらいの数の宿泊施設が参画するかは知りませんでしたの
で、ちょうどよかったです。それに、観光案内所や駅などで配るだけでな
く、書店という身近な場所に、こうしてパンフレットを設置するということは
浸透する度合いも高まるのではないでしょうか。





ここ車山高原には、50軒ほどの宿泊施設がありますが、その内の14軒
が参画しています。
・スカイパークホテル ・PP アプリコットハウス ・Eco-stay TOSS
・オーベルジュ ドゥ ラ・メイジュ ・PP こてまり ・PP グリーングラス
・PP グリーンスポット ・PP パオパオ ・PP あれ!あれ!
・PP KUU ・PP メルヘンハウス ・プチホテル花南 ・RI ミスティ
・RI ライムライト    (※PPはプチペンション RIはリゾートインの略)



【夏の車山高原】





このキャンペーンに参画した宿泊施設の総数は約900軒。一覧を見ま
すと、「おぉ~、ここも参加したんだ」と感じるほどの高級&注目の施設
もありました。



【キャンペーンサイト】 http://www.nagano-tabi.net/sc/kenmin_syukuhaku/sawayaka/index.html





プレスリリースで発表されていることなので、ここで書いても差し障りは
ないと思いますが、このキャンペーンの目的の一つは、景気減退によっ
て予測される、県内の観光産業に向けた「緊急経済対策」です。もちろ
ん改めて、自分たちの郷土の素晴らしさを知る、という目的もあります。



長野県は南北に長く、同じ県ではありますが、文化・言葉・人柄さえも
違うといいます。このようなキャンペーンがきっかけとなって、小旅行が
盛んになって、交流が促進されれば、それは良いことだと思います。



しかし、大半の人がそうだと思いますが、住んでいる土地の宿泊施設
を利用するか、と問われれば「うーん、それは・・」ではないでしょうか。
よほど優れたサービスが提供されているか、非日常感を演出している
か、興味のある催しをしているか、など、様々な〔強み〕が必要だと思い
ます。





今冬、東筑摩郡のある村営の宿泊施設の経営について考える機会が
あったのですが、民間企業に勤める私からみたら「ぬるい」と感じること
だらけでした。そして、それに関係する方々も、本気でそこを改善・再生
しようという意欲と危機感を持ち合わせているのか・・と感じました。
住民に向けた福利厚生施設として採算を度外視するなら、まぁいいので
しょうが。ちなみにこの施設はこのキャンペーンに参画していませんでし
た。●●課長さん、あなたの手腕でどうぞ再生なさってみてください。





一方、ここの皆さんは本当に頑張っていらっしゃるなぁ、と感じている宿
泊施設が東筑摩郡山形村にある『スカイランドきよみず』さんです。同じ
東筑摩郡でも天と地ほどの差がありますね。この施設については信濃
毎日新聞でも何度か採り上げられているのでご存知の方もいらっしゃる
かと思いますが、村営の施設(宿泊・レジャー)が相次いで閉鎖していく
なかで、こちらの施設の取り組みはおそらく、今後の〔指標〕になるので
は?と、興味を持つとともに(陰ながら)応援しています。

【スカイランドきよみず】 http://www.go.tvm.ne.jp/~skyland/




それにしても、観光産業にとっても本当に厳しい情勢になりました。

消費者(旅行者)に選ばれるだけでも相当な努力が必要であり、喜んで
いただくためには、なお一層の努力が必要です。頑張らねば。








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