蓼科高原ラウンドバス・メルヘン街道バス

ふ~るん

2009年02月23日 16:18



【蓼科高原 → 白樺湖 へ向かうメルヘン街道バス】
(この区間はラウンドバスの路線ですが、運行車輌はたまに代わります)






車山高原のある〔茅野市〕と、同市内の路線バスを運行する諏訪バスの両者
は、昨秋から、【不採算路線4路線】の見直しについての協議を重ねてきた訳
ですが、つい先日の19日、協議対象となっている4路線について、来年度は
各路線で、1往復(=2便)ずつ減便をする方針で協議がまとまった、と市から
発表がありました。最終的なダイヤは来月中に決定され、4月25日のダイヤ
改正に合わせて導入されるそうです。




「ビーナスラインガイド」の裏表紙でも紹介しております『蓼科高原ラウンドバス』。





実はこの路線も、その対象になっていました。




『長野日報』の記事によりますと (2月20日の記事より)
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 不採算路線として見直し協議に挙げられたのは▽蓼科高原ラウンドバス・メル
ヘン街道バス(12便)▽青柳線(11便)▽上槻木線(12便)▽茅野・原村線(29便)
-の4路線64便。来年度は各路線で1往復ずつ、便数で合わせて8便を減らして
経費を縮減して運行する。

 市では、同市内の運行区域にかかる欠損額について改めて追加補助する。その
ための費用として来年度予算案に1330万円を盛り込んだ。市は今年度、廃止路線
代替バス等の運行として1390万円を補助している。

 削減する便は利用者の少ない時間帯とする。生活路線の3路線52便は6便減の
46便になる。観光客を対象にした蓼科高原ラウンドバス・メルヘン街道バスの路線
については、見直し対象とした茅野駅前と蓼科中央高原を結ぶメルヘン街道バスの
区間を減便する。ほかに蓼科高原の観光地を巡回する蓼科高原ラウンドバス(3便)
もあるが、こちらは運行内容を見直す。
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                                         とのことです。




茅野市は、高原や温泉、リゾート地など、魅力ある観光スポットをたくさん有してい
ます。茅野駅から白樺湖を経由して車山高原に来るバスはあるものの、蓼科を廻り
車山に至るバスは従来はありませんでしたが、そこはやはり観光を基幹産業の一つ
としている茅野市。マイカーを利用しない観光客の利便性を考え、このようなバスの
運行に力を入れてくれたのだと思います。





たしかに、茅野駅から車山高原までは約1時間の乗車、ラウンドバスを利用した場
合は、その倍の時間を要しますが、茅野市街を抜けてから始まる〔緑のなかを走る〕
区間や、ピラタス蓼科のあたりの〔迫力の展望を愉しむ〕区間など、とても魅力的な
ルートでもあるのです。



私たちとしても、お客さまの移動を考えた時、案内しやすく、とても助かっている路線
です。利用者が増えるよう、様々な機会で紹介していこうと思います。。





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