2009年11月26日

大河で観たい「保科正之」公

大河で観たい「保科正之」公
出張での車中くらいしか読書をする時間がとれません(もちろん車は×です(^_^;))


今回持ってきたのは、PHP文庫の「保科正之」。読むのは3回目ですが、その時々で感じることも違いますし、何よりも高遠の皆さんを中心に、NHKの大河ドラマ化の実現に向けて活動なさっていらっしゃるということもある、もっともっと多くの方に知っていただきたい人物です。


今年の大河ドラマは「天地人」。名門とはいえ、一大名の家老という立場にありながら、豊臣秀吉から格別の信頼を受け、徳川家康にも一歩も怯むことなく敢然と立ち向かった武将、そして「四季農戒書」を記すなど、農業を基盤とする治世にも能力を発揮した仁愛の指導者「直江兼続」を描いたものでした。

主君 上杉景勝と豊臣政権の名補佐役だった直江兼続。そして、この保科正之という人物は、徳川三代将軍・家光と四代将軍・家綱の二代に亘り、その政権基盤の安定化と、戦なき後に次々と起こる国政レベルの問題の解決に大いに関わった、まさしく名補佐役中の名補佐役なのです。


二代将軍・秀忠の子供として生を受けながら、なかなか日のあたる場所に出ることのなかった幼少期から少年期。兄 家光から絶大なる信頼を受け、しかし己の立場と役割をしっかりと理解し奔走した青年から壮年期。次から次へと訪れる悲劇に直面しながらも、後の世に続く礎をつくり、民の暮らしの安定化を目指した晩年と、こうして書いているだけでも波瀾万丈ですが、ぜひとも多くの人に、彼の実績と人間像を知っていただくきっかけとして、ドラマ化してほしいものです!



いま求められているリーダー像にも、大いに合致する人物です。ご興味をお持ちくださった方、ぜひ一度調べてみてください☆



Posted by ふ~るん at 10:24│Comments(0)
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